starring…
・THULEBASEN (from Denmark)
・魚雷魚
・Apartment
・秘部痺れ
open/18:30 start/19:00 adv/1,800- door/2,300-
Thulebasen
ここ数年、Thulebasenとそのユニークなロックスタイルと即興性は、デンマークのアンダーグラウンド・シーンでも最も影響力の大きいものとなってきた。そのサウンドは、伝統的なロックを壊しながらも統一させた緻密な音で、ボーカル、不思議なメロディー、ノイズ、鼓動のようなリズムと突発なエフェクトを、まさにコラージュのようにブレンドしたものだ。
Nis Bystedが2001年に実験的にスケッチブックに描く様に始めたソロ・プロジェクトから始まり、7年間かけて造りあげたデビューアルバム “Guitar Wand” を、コペンハーゲンに拠点をもつインディーズレーベルEschoから2008年にリリースされ、反響を呼んだ。某アンダーグラウンドミュージックサイトUndertonerはこのアルバムを「マインドファックな傑作」と絶賛した。
後々、ThulebasenにFelia Gram-Hanssen (Valby Vokal Gruppe、 Selvhenter、 Paradisets Børn)がドラム、Niels Kristian Eriksen (KLoAK)がギターで加入し、スリーピースバンドに。このトリオのファーストアルバム “Gate 5”が2011年にEschoとTambourhinocerosのコラボからリリースされた。
「今年のベストレコードのひとつ。まだ2月だけど、それは確信を持って言える」(Undertoner)、「Thulebasenはリスナーをロックの歴史の中でも最もサイケな場所へ連れて行ってくれる」(Soundvenue)、「まるでアンダーグラウンドから間欠泉を通して溢れ出る様なアルバム」(Politiken)と、レビューも好評。
Thulebasenはイギリス、スウェーデン、フィンランド、ドイツ、アメリカ、オランダ、トルコ、アイルランドとデンマークで100以上のライブを行なった。Ariel Pinkや、tUnE-yArDs、Father Murphy、Charles Hayward (This Heat)、Kim Ki O、Junglandacee、Excepter、Lucky Dragons、White Magicなどと共演。Venice Biennale、Roskilde Festival、Way Out West Festival、Iceland Air FestivalやCopenhagen:Dox Film Festivalなど、数々のフェスに参加。Thulebasenの曲は Eric Copeland、Gala Drop、Lucky Dragons、Hhappiness、 Lamborg Tony Lamburgによってリミックスされている。
BystedとKristian Eriksenに、I Got You On TapeやHomies、Rhys Chathamとのコラボでも知られるドラムRune Kielsgaardと、Synd & SkamのベースEmil Elgが加わり、Thulebasenは新しいメンバーで2015年リリース予定のアルバム製作に取り組んでいる。
Bystedが共同経営するEschoが主にThulebasenのデンマークでの活動をサポートしている。このアンダーグラウンドレーベルはIce Age、Goodiepal、Lower、Excepter、Mit Nye BandやT.S. Høegなどのアルバムをリリースしたほか、コペンハーゲンではほかには見られないユニークな活動で知られており、Black Dice、Boredoms、Gang Gang Dance、Sunburned Hand of the Man、Chris Corsano、Otomo YoshihideやOmar Souleymanなどの国際的アーティストが出演するイベントを組んできた。
「デンマークでThulebasenていうバンドと共演したんだ。彼らはすごかった。僕らはレコードを交換したりして・・・最高だったよ。」Greg Saunier (DEERHOOF)